過ぎ去りし春の日の話である。 日々ティータイムを嗜みつつ働く私だが、その日はうっかりお昼を食べ損ねてしまった。そのまま午後を溶かし、日暮れを見送り、気づいたら夜も夜であった。手元のマグカップはティータイムなんて生半可なもんじゃない、命綱だ。…
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