たべもののはなし

食べることばかり考えてる

ゆかりは午前終わりの涼風

社食がとてもとても好きだ。うちのランチは肉体労働をする方向けに量が多く、おかずもパワー系、野菜もたっぷり、食べ物を残すことが大嫌いな私はお昼はいつも満腹で幸せだしとても健康だ。

 

社食を食べるようになって変わったことといえば山盛りの白ご飯を躊躇なく食べるようになったこと、そこにかけるゆかり(自由にかけられる)の美味しさを知ったことである。

 

ゆかりなんであんな美味しいの〜〜乾燥した超細かくて赤い葉っぱに塩混ぜただけなのに〜〜〜〜最高、ご飯が進むじゃないもう止まらない、白米ってただでさえ美味しいのにゆかり効果で一口一口がありえん美味しいからもう信じられない。ゆかりのふりかかってる箇所による濃淡でまた味にメリハリがつく、もうお茶碗の中に百花繚乱、箸を持つ手にモーターをつけたね、これはもう革命、そんな気持ちで食べている。

 

ちょっと前までは自分の中で黒胡麻ブームが来ていて、またこれも最高に美味しい。ギャンギャンに盛られたご飯のフワモチの中にプチプチとしたゴマの食感がたまらないのだが、私は何せ貪欲に生きているので今はゆかりと黒胡麻を両方かけている。

 

ア〜もう、天才だね、発明。白米、ゆかり、黒胡麻の三位一体で美味いと美味いと美味いを繰り広げているがそれを全部包み込むのが私である。宇宙になった気持ちだ。箸持つ手いまだかつてなく爆速、食欲ターボエンジン搭載。一粒も残さず食べた満足感が午後の私を生かす。

 

こんだけ語って、まだ茶碗のことだけだ。ここにさらにおかずと主菜と味噌汁がある。私が日々どれほど幸せにお昼を過ごしているか伝わるだろうか。

 

ゆかりを褒め称えるつもりが社食礼賛になってしまったが、幸せなことだから良いとしよう。

 

ゆかり、社食、大好き。