たべもののはなし

食べることばかり考えてる

麻婆春雨ヤバい

麻婆と名のつくものでまずいものをあまり知らないが、中でも麻婆春雨は好きすぎてマジで怖いほど幾らでも食べられる。

本当にずっと食べられる。その時の食事どころか大鍋に作って三食食べても余裕。作りたてで熱々のタレがジューシーに絡まっている麻婆春雨も、時間をおいてタレを吸収しボワンボワンになった春雨も全部美味しい。姿形味わいは変わっているはずなのに美味しいという気持ちだけは変わらない。もう愛じゃん。


お腹いっぱいという感情が消え失せ食べ続けてしまうのでキクラゲやエリンギや青梗菜など入れてどうにかお腹を物理的に満たす。しかしそれらも結局美味しすぎるので全然食べ続けてしまう。怖い。麻婆春雨は何故あんなに美味しいんだ?


永谷園さんやクックドゥさんのレトルト調味料の配合が美味しすぎるせいかと思って、一度自分で豆板醤などから作ってみた。しかしそれでも全然、全然美味しい。全然食べ続けてしまった。調味料配合の妙とか越えてた、なんでだ、怖い。料理が上手いとかじゃない。


いつ何時食べても美味しい。たまたまそのときは美味しく感じた!とかじゃない。常時美味しい。多分とびきり嬉しい日も明日世界が終わる日も美味しい。


怖いよー……麻婆春雨が美味しすぎる…麻婆春雨を炊きたてご飯に乗せながら食べて…麻婆春雨乗っけた部分のご飯もまた美味しいし…ここにネギと卵の中華風スープなんてあったらもう満漢全席よ……いや全然満漢全席じゃないけどそのくらいの気持ちで考えずにいられない大ご馳走だよ…なんであんな美味しいんだろう…


今回は取り乱し気味の散文になってしまったが麻婆春雨は本当シンプルに好きすぎてどこの記憶を辿っても「美味しい!ゲラゲラ」みたいなのしかない。春雨を麻婆にしようとしてくれた先人ありがとう。もうすごい、すごい食べ物ですこれ。


麻婆春雨、大好き。